FRUITSPONZUのときどき日記

脚本家を夢みるOLです。凝り固まった頭の中、ほぐしていきたいと思います♪

創作のくるしみ

大げさなタイトルをつけましたが、超個人的ちっぽけな苦しみです。

 

先週末、夫と大喧嘩した。

自身のシナリオ(プロット)がうまくいかず、一向に先に進まない。

いや・・進んではいるが

まだ先生に認められず、自分でもいいなぁと思っているわけではなく。

こぢんまり纏まってはいるけれど、なんか取ってつけたような嘘っぽい

クライマックスで、面白くないというやつ。正直焦る。

 

夫は明言を避け、”俺の好きなジャンルではないな”としか言わない。

 

そういう事が聞きたいんじゃなく。

好きじゃないジャンルでも光る時は光るってば。

だからつまり。

光ってないのよね、結局と勝手にネガティブに納得した。

そして。

 

自分は才能が無いんじゃないか・・

思いはエスカレートし

自分は魅力のない人間なんじゃないか・・

思いはエスカレートし

周りの人は一緒にいて楽しそうにしているけれど、本当は浅はかでつまらないなあと

思っているんじゃないか・・・

もう止まらない。

 

そんな時、あ、この人の作品なら

格段私より下だな。(なぜか先生は褒めたけど、

講評は優しい先生だったし、前よりよくなった、ってだけ)

なんか、ライトノベルみたいだもの・・扱ってるテーマだって。

夫は更に苦手であろう!と思った作品がありまして。

 

一緒に肩並べている仲間の作品に対して、そんな風に優越感を感じようとする

自分。はっきり言ってかなり嫌なヤツだよ涙

 

そんな作品を夫に見せ、これを褒める先生のセンスがよくわからない

と、なんとか認めてもらいたいあまり、

材料を用意した。最低だよな

 

ところが夫がその作品をみて

なかなかいいじゃない。最後のセリフなんて効いてるよ

 

と。

 

こんなライトなOLさんのちょっとしたいじわる話

私だって書けるのに。

敢えて、こんな事はテーマにしなかったのに

 

と思った私は

ついにキレてしまった。

 

夫は

疲れるよ。イヤな女だな、と言った。

 

誰も共感できないでしょ。私のこの怒り。

この理不尽さ。この醜さ。

 

私だって嫌だった、キレた瞬間自己嫌悪に陥った。

こんな自分が一番キライになる。

こんな風になるために私は創作をはじめたのか。

 

このくるしみは進化の第一歩だったんだよ

かならず乗り越える日が来るよ

 

と将来、脚本家になった私からの声が聞きたい。

 

 

 

 

脚本家坂元裕二さん &是枝裕和監督 トークショー^^

この日がくるのをどきどきして待っていた・・・

夏休み取って準備してた・・・

 

”脚本”というジャンルにおいて

私にとっての初恋の人。坂元裕二さん。

昔から、のめり込んでしまうドラマは、いつも坂元裕二さんが

書いていたと知った時、ドキドキが止まらなかった。

滅多にお目にかからない坂元裕二さん。それから恋焦がれていました。

 

そんな坂元裕二さんが、あの巨匠是枝監督とトークする!!@大隈記念講堂

夢のコラボやん。

抽選にハズれた夫にも(大人気なのですねー)

”頑張ってこい!”となぜか肩を叩かれ・・本当に愛の告白でもするような気分。

張り切ってでかけると外は雨。

大事な時はいつも雨(涙)

でも。

はじまりはいつも雨。

坂元さん、、待っててね♪

 

・・・って。早稲田広っ!

でも開場よりも30分以上早めにきたわけだし。

まあ・・人気のイベントだから

それらしき人についていきゃーたどり着くだろうと、こゆとき常に詰めの甘い私。

尾行の行き先?は、普通にW大学ですた・・・

気を取り直して、地図を見てきょろきょろしていると

通りの向こうの立派な建物の前に大きな人だかり。

”・・観光地なのね。中国人?いっぱい来ちゃって~”

・・・なんて悠長に眺め、そのままうろうろしていると

なんと目の前に、どこかで見たことのある顔。

 

”是枝監督だ!”

 

うわー本物だぁ。。。やっぱりすごいな監督オーラ!

そしてこの人についていけば

現場にたどり着ける(ラッキー)と、尾行者を是枝監督に変更して歩きだしたら

(←失礼いたしました・・)、あの人だかりにたどりつきました・・・(涙)

 

なんと、私の到着時点で裕に300人以上の行列・・・

私、のんきに観光客だと思って傍観してたよ・・涙

当然監督は行列を超えて、悠々と館内へ。(ご本人が登場しても誰もざわざわ

しないあたりが、アイドルとは違うところか)

それにしても、なかなか遅い”入り”だ事・・・。メークとかないのかな。

蒸し風呂状態の行列は、1,000人近くにも上った。

私の化粧は見事に剥げ落ち、髪のうねりもMAX。

ややテンション下がり、どうでもよくなる・・・。

 

かくもライバル多き初恋ぞ(涙)

 

テンションも口角も下がりきり、半落ちしかけたその時

遠方から再び強烈なオーラを感じる。

 

坂元さん、登場!!!!

 

是枝監督よりも、更に遅いし(笑)

 

ここでも誰もざわざわしませんでしたが、

私はどんな俳優さんにお会いするよりも、感動していました。

とても静かに、かみしめるように。

 

結局トークショーはたった1時間半という短い設定だったため

ほんのさわりの部分だけで、終了してしまいました・・

たとえれば、徹子の部屋・・はたまた、いいとも!のテレフォンショッキング

をみているような。

いや、お互いの作品にだいぶ触れていたし、創作秘話のようなものも

聞けましたが、まだまだまだまだ全然足りません!!

 

主催側のご厚意で、無料のイベントではありましたが

お金とってくれて構いません。

お金に替えられない情熱があるのです。

 

もっともっと初恋の人の事、知りたいんですが

とりあえず

・淡々と関西弁でしゃべる人

・目指すところは向田邦子さん

(あとは、もろもろの創作話)を持ち帰れたので

初回はコレで良し、としますか。

 

私の目指すところは、坂元裕二さん。

せめて、大声で言えるようになりたいなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うねり

髪のうねりで、冴えない季節到来。

雨にも負けないサラサラヘア自慢女子や、アレンジ上手ちゃんなんかをみたりすると、激しく嫉妬しちゃいます(コイツ彼氏美容師か?私だって本気だせばキレイなのよ!醜く心で叫んでおます。。)

ちなみに私、朝からくるくるドライヤー+ヘアアイロンで、のべ20分かかるんですけどね!あー引きこもりてー!

髪、眉毛、肌質、着こなしはその人の見た目を大きく左右しちゃうんだよね・・。

 

最近買ったうねり専用シャンプーは

ナノレベルまでコントロール!との

謳い文句。

全く効きません。

一体私のうねりは何レベルなんでしょうか・・・

 

そういえばガンを克服した友人は

闘病の後

髪の毛が全部抜けて、次に生えてきたら、くせ毛になったよ

(もともとストレート)

 

・・とさらりと言っていた

 

いろんなつらい思いを乗り越えての

この言葉に複雑な思いがしたのだが。

美人だからくせ毛も似合ってたなー。

髪の毛って不思議。

 

雨が降るとなぜか思い出します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台北ストーリー観てきました

エドワードヤン監督の2大。

クーリンチェ少年殺人事件と

台北トーリー

制覇しましたが

わたし的には台北トーリーが面白かったです

フジフィルムの看板のシーン。ああいうところに監督の味がでるんだろうな。

私は、だれかによっかかってここではないどこかに連れて行って欲しい女の方に感情移入しましたが、友達(女)は、キャパもないのに周りにおせっかいして自爆する男の方に感情移入したそうです。

同じ映画でもその人の生まれ育った環境、経験で思う事は千差万別。

脚本家クラスでも、生徒一人一人がまったく違う作品を提出している。誰も似てなくて、みんな違う事考えて生きてるんだな、すごいなって思う。

 

だから面白い。

 

人の数だけドラマがあるのね。

(人には人の乳酸菌、みたいなw)

数打ちゃ当たるかも?

 

 

頑張れ私

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妬み・嫉み

昨日、入手困難という日本酒に出会った。

名前は”妬み””嫉み”。ハッキリ知らないけど、酒蔵が二手に分かれてライバルとなり、お互いに相手を褒め合う(嫉妬するほど美味しい)という意味合いでつけられたネーミングらしい。上手いな。

そんなお酒が提供された、とっても謎のマンション1室での闇割烹会。女将さんは普段なにやってるのか謎ですが、なにしろはきはきしていて美人で。。。話も面白くて、しかもずるいぜ、方言!かわいかったわーー。

来ているお客さんの半数以上は女将さん目当てなんだろうな、と思われますが、当本人は今のところ独身みたい。

自宅を居酒屋風に改装して、猫を飼って生活してる。

私は会社という組織に縛られなければダメ人間になる自信があるので、ああいう自由気ままに生きつつ、キチンとライフスタイルを持っている人には本当憧れます。

いつかこの方を勝手に想像して、脚本描きたいな~。

モテモテのワケあり女将(人情系でね)